こちらの記事で「無園児」について少し語りましたが、実際に無園児になりやすい家庭は、専業主婦家庭ではないかと考えました。

共働き家庭でしたら、保育園へ入所しやすいですが(地域によりますが)、専業主婦家庭ならば、3歳まで家庭保育で乗り切って、近所の幼稚園へ入園させたら良いという考えが最も多いと思います。

しかし、幼稚園にそう簡単に入園できない子供がいるのも事実です。私立の幼稚園だと「言葉が出ていないとダメ」「先生の言うことを聞けそうなおとなしそうな子供」など独自の採用基準があり、その基準に当てはまらない子供は一気に落とされます。

公立の幼稚園及び認定こども園の1号認定ならば、申し込み及び抽選で基本的に誰でも入ることができ、万が一補助が必要な場合でも加配の先生をつけることができます。


話は一旦、戻しますが、専業主婦家庭で育っている子供が全員発達が足並み揃っているとは限りません。発達が順調な子供であれば問題なくどこの幼稚園へ入園できるかもしれないですが、発達に遅れがある子はどうしますか?
息子のように運よく公立の園へ抽選に当たるか、保育園へ入園させるためにわざわざママが就労するか、諦めて療育園へ行くか、さらに諦めて年中さん入園を目指してもう一年家庭保育を乗り切るか・・・

極端な話、ママが働く必要のない年収1000万世帯にも関わらず、子供の発育が遅れているために、どこの園にも入れずに無園児に簡単になってしまうことです。
行政に相談をしたら、何だかのアドバイスはいただけるかもしれないですが、高収入家庭や小さな子供がいてママが働けない等、全ての専業主婦家庭の発達遅延児に対して救済措置を取らないといけないです。


園へ入園できるのは、「普通と呼ばれている子供」だけというのは少しおかしいかなと改めて思います。未就園児の発達は千差万別です。親だってできる限り、発達を促すようには努力はしていますが、こればかりは子供次第というのが大部分を占めています。
少しでも、この国から無園児と呼ばれる子供が減らすことが急務だと思います。


この事実を知ってほしい





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